hugoをインストールするまで
今日はhugo
をインストールしたい。自分のウェブページを確立するためである。
homebrew
(linuxbrew
)をインストールする
まず、linuxbrew
を使うとシステムに依存せず個人環境にhugo
関連ツールをインストールできそうだったので、これを実施することにする。
まずはLinuxbrew のススメを参考にしたが、結局本家ページの方で確実を期すこととした。
そもそもruby
も入っていなかったので、yum install ruby
をした。それから、本家ページのDependencyの項を読んで、必要なパッケージをyum install
した。
それから、Installationの項に従う。
$ ruby -e "$(curl ...)"
のコマンドを実行。
.bash_profile
で$HOME/.linuxbrew/bin
をPATH
に設定。MANPATH
, INFOPATH
も設定しておく。
$ brew install hello
を実行。
$ brew update
が何かgit
に関するメッセージを出して落ちている風なので、git
もinstall。
$ brew git install
時間かかったがエラーなくインストールされた様子。今度は、
$ brew update
がエラーなく終わる。ここで
$ brew install hugo
を実行してみる。ようやく成功したみたいだ!!
実は結構はまった。手順を間違えると、hugo
のインストールが通らなくなる。意味不明のメッセージがあちらこちらに出てきて手も足も出なくなる。そのときはlinuxbrew
のインストールをやり直してみた。やり直しの方法は、無理やり
$ ruby -e "$(curl ...)"
を実行させてみたらメッセージとして吐き出された方法、
$ rm -rf /home/terao/.linuxbrew/Cellar /home/terao/.linuxbrew/.git && brew cleanup
を実行してみることでほぼ解決。ただそのあと、brew doctor
が薦めたので、
$ brew prune
を実行して、不要なsymbolic linkを消す作業をした。
hugoの動作を確認する
ここからは、hugo
の本家ページのQuickstart Guideを参照する。
$ hugo help
正常に動作。
$ mkdir <working directory> $ cd <working directory>
をした後、
$ hugo new site bookshelf
をやってみると、とりあえずscafforld(とっかかり)が出来上がってる。明日はもっと実用的なページの作成にかかろう。今日はここまで。
LetsNoteをWindows10にした
ずっとアップグレードするように促され続けていましたが、今日の朝で一応前期の授業がすべて終了(試験はありますけど)したので、ノートPCでプレゼンをする機会はすぐにはない状況になりました。そこで、Windows10へのアップグレードをやってしまうことにしました。 いちおうデスクトップマシンはすでにWindows10ですし、あまり恐怖感はありませんでしたので、比較的気軽にアップグレードを選択。数十分でかなりあっけなくアップグレードが終了しました。 今のところ特に問題はないように思います・・
授業が終わったこととあわせてご報告まで。
あさがおが出た!
うちの生活・総合の学生たちが育てはじめているあさがおの芽がが出た! ほんとに立派な双葉がいっぱい! もう夏休みは目の前だし楽しみ!
「人間環境学Ⅰ」授業は今日まで
人間環境学Ⅰは今日で授業を終えました。あとはレポートを残すのみです。
僕自身は地学(それもかなり気象学に偏った)の専門なので、勢いそういう話が多くなります。大気と生物の間の物質交換と、その海バージョンなどの話をしています。でも、もう少し生きた周囲の環境と人間との関係を物語る現象に立ち入って授業を構成したいと思ってもいました。少しはチャレンジを込められたかな、と思うところもあります(里海に少し立ち入ってみた)。
実際には、並行していろいろな多忙化をもたらす課題に追われていて、なかなか力を割けなかったのですが、何とか期末課題に「里海資本論」の深読みを追求するところまで持ってこれたのはよかったです。
新書から一部を抜粋し、少し読んでもらいました。そして、それぞれの気づきを書いてもらいました。ここから学びなおしながら、いくつかの問いかけを含んだ期末レポートの課題文を作成しようと思います。あんまりいろいろ書いてしまうと期末レポートのヒントそのものになってしまいますので、それは後にして・・・どういう成果が得られたかはまたここでご報告できればと思います。
ところで、今日は前半で人間による環境激変の一例として、温暖化の議論も出しました。この問題の解決は本当に難しいですね。環境変動で水資源や食料資源の再配分が必要ともなれば、ただでさえ不安定な国際社会の緊張は一層高まるでしょう。この間、国際社会の脆弱さと不安定さは戦後かつてない水準に高まっているように感じます。「この国際社会が合理的に問題を解決させることなどできるのでしょうか?」 こういう問いが口をついて出てしまいましたが、ほんとうに頭が痛いですね。
香川大学児童文化研究会の総会
今年度から、児童文化研究会(どうけん)の顧問を仰せつかりました。
この春に一度総会の場でご挨拶に行ってきましたが、昨日は第2回目のごあいさつでした。
先日、幸町南キャンパスにある彼らのサークルボックスに立ち寄ってみましたけれど、ほんとうに昔懐かしいガラパゴスみたいなサークルボックス棟の中にありました。狭い部室にたくさんの部員が集まっていて活気に満ちています。このボックス棟は掃除も実にいきわたっていて(皮肉です)、本当に汚いのですが、自分の学生時代のサークルボックス風景そのまま。とても安心しました。それに、他のサークルもそうですけれど、学生がそれぞれ自分の役割をもって本気で何かをしている空間って気持ちがいいです。先輩は先輩らしくどっしりしているし、後輩は一生懸命やっています。部長(あるいは「どうけん」なら会長)は部長らしくどこか全体を見回しながら動いています。学生はこういう空間で育っていくのでしょうね。昔も今も変わりません。
「どうけん」は、よく地域で子ども会の行事等に呼ばれて役割を果たしてきているようです。地域や学校関係者の方々にしっかり支えていただいていることに感謝申し上げるとともに、そのような信頼を得て活動を展開している「どうけん」の皆さんにも敬意を表したいと思います。地域の方の信頼を得て、期待に応えて取り組みを継続していく活動は、上に書いたような先輩から後輩へと連なる歴史を通じた伝承の力によって培われ、伝えられているのでしょう。
彼らは今年、丸亀町の離島広島で夏のキャンプを行うようです。私の関係している人間環境教育コースでも、インターンシップに行ったりフィールドワークで訪れたりしている島です。300人台の人口しかなかったと思いますが、頑張っている島です。ここに「どうけん」が何十名で訪れるのですから、島の空気そのものを変えてしまうのではないでしょうか? インドへ研究出張に出ている時期なので覗きに行くことはできないですが、また島の人からうわさを聞くかもしれません。楽しみです!
顧問としては本当に未熟ものですが、よろしくお願いいたします。
星を見る会開催!
7月20日の夕方19:00~、星を見る会(Star Watching Party)を開催しました。 授業「宇宙地球環境論」の一環として、都合のついたメンバー6名の協力を得て、タイからの短期留学生の8名をご招待して行いました。当日これなかったけど準備に参加してくれた学生さんもいます。 まずアトラクション。
だいたい4つの内容になりました。笹の葉飾りの時には、笹の葉の絵をあらかじめ模造紙に書いておいて、短冊をそこに張り付けてもらいました。日本語、英語、韓国語(交換留学生)にタイ語が加わり、4カ国語の短冊になりましたので、神さまも驚いたのではないでしょうか?
そのうちに外も暗くなって、20:00前に屋上へ。 いま南から西の空によく見えるのは3つの惑星(火星・土星・木星)です。 時々雲に隠れたりもしながらですが、いずれも広がりを持った天体として観測できました。 特に木星には4つのガリレオ衛星と大気の縞々がくっきりと見えました。 土星も見事に輪を見せてくれました。 夏の大三角は雲の影響もあって微妙で、二等星以下がなかなか見えてこなくて星座も十分見えないですね。
でも、星が見えて本当に良かったです。
それに、受講生の皆さんが熱心に協力してくれて楽しんでくれたのが何よりうれしかったです。 では期末レポートにも引き続きぜひ取り組んでくださいね!
バングラデシュのテロ事件について
バングラデシュのダッカは、気象学や防災のための研究目的で毎年何度も訪れる場所です。テロ事件のあったグルシャン地区は、比較的新しく開発された地区で、外国人も多く訪れ、高級住宅が並び、高級ホテルも多く、外国人向けの料理店もたくさんあります。 この地域のホテルに宿泊して近隣の料理店で夕食をいただくのがわたしのダッカでの日常でした。今回のこのテロ事件は、私自身がその対象であった可能性があります。すべての犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、そのご家族、ご友人に対し、心よりのお悔やみを申し上げます。また、実行犯やその背後にあるものたちを糾弾します。 私のダッカでの日常はしばらく実現が難しくなりました。 研究上も非常に大きな困難を抱えることになりました。
バングラデシュはとても親日的な人たちが主流です。パキスタンからの独立に際しては世界に先駆けて支援しましたし、その後も系統的に援助をつつけてきました。新旧のトヨタの車も愛されていてたくさん走っています。 しかし、ISの影響がおそらくあり、日本を敵視する暴力的潮流のことも念頭に置いて活動を進めなければならなくなりました。今回の事件の実行犯が、昨年秋のロングプールでの日本人射殺事件にも関与していた、との報道( バングラテロ実行犯の一人、昨秋の日本人殺害に関与か:朝日新聞デジタル )もあります。昨年秋以降系統的に外国人を狙う動きが組織的背景を持って行われてきたことを示しています。
バングラデシュにはこの間日本企業の進出も多く、例えばユニクロの商品にもバングラデシュ製のものが多く流通しています。こういう日本企業のうごきも大きな制約を受けざるを得ないでしょう。
この難局をどう乗り切っていくのか思案しています。ただ、こういう世界的混乱を私たちにもたらした原因は、米国の誤った愚かしい中東政策だとやっぱり思います。これに無批判について行くような日本にしてしまうことだけは絶対にしたくない。正直な気持ちです。