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ぼくじょう日記

てらお牧場に起こる出来事を書きつらねていきます。

昨日・今日は南アジア研究集会

昨日から今日にかけて、京都大学防災研究所共同研究一般研究集会「第11回南アジアにおける自然環境と人間活動に関する研究集会」が開催され、参加して参りました。 南アジアの人間活動と自然環境に関する4つのセッションで構成されていました。気候・気象条件に関する研究、気象災害に関する研究、気候変動と農業に関する研究、人文科学・社会科学的アプローチの4つです。バングラデシュ、インドアッサム地方、ネパール、ミャンマーからも参加があり、国際的色彩の強い研究集会になりました。

今回、できるだけ「どこになぜ人は住むのか」、「どのように人の集住パターンは決まっていくのか」を念頭に聞くようにしました。地球研の村山プロジェクトと関係した問題意識ですね。 奈良女子大学の浅田さんの発表は、アホミヤ・ボド・ネパリという3つの部族の生活に関する聞き取り調査が紹介され、多様な部族のそれぞれの特徴が明らかとなって大変興味深いものでした。特に、3つの部族はそれぞれ同部族の周辺集落との間での交流が強いとのこと。一方でこれらの部族のそれぞれの集住パターンは、それぞれの生活の仕方と関係しており、土地の土壌や気候パターンとも無関係ではないことも事実のようです。 人の集住メカニズムを考えるとき、3つの異なる集団のメカニズムを同時に考えるようなモデルを検討したらおもしろいのではないか。大都市への集中を最適とするものだけではないなんらかの質の違う解が見いだせないか、などとも思いました。